2005-01-05(水) 17:50:22
 〔授章式-1〕
いよいよ 2005年が始まりました。
本年も よろしくお願い致します。
さて、年始にあたり、昨年実施した 第1回純木家具デザインコンペで入賞した デザイン10点 7名の 表彰・賞金授与式が行われた
模様を 紹介していきます。
一人目は Oさんです。

2005-01-06(木) 18:26:18
〔授章式-2〕
一人目のOさんは、御年寄りでも 座りやすく、立ち上がりやすい
椅子を提案してくれました。
この写真は、Iさんです。1回目の模様です。
というのは、Iさんは、一人で3点の入賞です。
椅子類の提案2点と、壁に掛ける姿見です。
姿見は、5月17日からの展示会で お披露目できるでしょう。

2005-01-07(金) 09:42:24
 〔授章式-3〕
三人目は Aさんです。
彼は ドクターで、国際クラスのデザインコンペで
グランプリを獲得した実績を持っています。
ロビーや、ラウンジに置いて使用する 休息用のベンチを
提案してくれました。
現在、一部の改善に取り組んでいただいております。
課題が、どのように解決できるかその結果が 楽しみです。

2005-01-08(土) 18:19:36
 〔授章式-4〕
四人目はTさんです。
彼は ユニークな テーブルを 提案してくれました。
5月17日からの 東京展で
紹介できる 可能性があります。
お楽しみに。

2005-01-09(日) 11:52:26
〔龍泉洞みずまつり-1〕
緊急に みずまつり の状況報告です。

橋の欄干に みずき が設置されています。

2005-01-09(日) 11:57:44
 〔龍泉洞みずまつり-2〕
近くの公民館で 女性たちが 
団子を作るための 粉を練っています。

2005-01-09(日) 12:02:55
 〔龍泉洞みずまつり-3〕

子供達は 懸命に 団子を作っています。

2005-01-09(日) 12:04:09
 〔龍泉洞みずまつり-4〕

大人たちも 団子つくりに 懸命です。

2005-01-09(日) 12:07:35
 〔龍泉洞みずまつり-5〕
団子が ゆであがったら みずきに飾ります。
これで、ミズキダンゴ 。
ミズキロード のできあがりです。

2005-01-09(日) 12:09:21
 〔龍泉洞みずまつり-6〕
龍泉洞入り口では 氷殿製作中です。

2005-01-09(日) 12:13:01
 〔龍泉洞みずまつり-7〕
龍泉洞地底湖から 巫女が汲み上げた『若水』を
運ぶ 搬送隊が 冷水をかぶって 身を清めるための
手桶。
そして、池の清掃が行われています。

2005-01-09(日) 12:19:37
 〔龍泉洞みずまつり-8〕
終点の公民館付近では
若水到着の セレモニーのため
電気工事が 始まっています。
ここまでが、1月8日(昨日)の状況です。
今日9日は いよいよ本番。第18回龍泉洞みずまつり。始まり。
※今年は、ハプニング。終点の氷殿前で結婚式が行われます。
 小生は、仲人役ですが、
みんな 氷点下6度の中、裸で 並んでいるため、寒く
5分間くらいで 済ませようと 思ってます。

2005-01-10(月) 18:01:01
〔龍泉洞みずまつり-9〕
橋のたもとの欄干には みずきだんごが飾られてます。

2005-01-10(月) 18:06:46
 〔龍泉洞みずまつり-10〕
御水を運ぶ 最終地点
清水川大橋にも ミズキロード完成です。
暗くなると 岩泉の龍、ミズキ行列、岩泉御水搬送隊、
小川御水搬送隊、田野畑村御水搬送隊、田沢湖の辰子龍の順で
この橋を渡ります。
橋の上では、『お水渡りの儀』が行われます。

2005-01-11(火) 08:26:48
 〔龍泉洞みずまつり-11〕
龍泉洞から 御水を搬送して 納めるための氷殿。
 祭当日昼食時の光景です。
清水川大橋のたもとに 製作中。

2005-01-11(火) 08:30:02
 〔龍泉洞みずまつり-12〕
こちらは 龍泉洞 入洞口。
氷殿は すでに完成。
開会式を待つばかりです。
龍泉洞地底湖から 高校生扮する巫女が、若水を汲み上げ、
この氷殿に お供えします。

2005-01-12(水) 08:34:03
〔龍泉洞みずまつり-13〕『水払い体験ツアー』
みずまつりの本番の前、水払い体験ツアーが実施されます。
まず、龍泉洞口の氷殿の前で記念写真撮影。
赤ふんどし の人は 還暦記念です。

2005-01-12(水) 08:37:50
 〔龍泉洞みずまつり-14〕『水払い体験ツアー』
湧き水の前に整列。 気持ちを落ち着け、気を引き締めます。
そして、何のために 祈るのか
自分の志を 確認します。

2005-01-12(水) 08:50:18
 〔龍泉洞みずまつり-15〕『水払い体験ツアー』
 湧き水に入り、気を合わせて 唱えます。
“上七里、 下七里”
“上り水神、 下り水神”
“四十八滝水神に、 願いあげ奉る”
岩泉地方の新年に、古来から“若水汲み”の行事で唱えられてきた家の主が、家族の一年間の無病息災を祈る、飲み水に託する祈り。

2005-01-12(水) 08:53:57
 〔龍泉洞みずまつり-16〕『水払い体験ツアー』
唱え文句を 大きな声で 唱えたら
一気に手桶で清水を汲み、頭から 被ります。
そして、再び 唱え、2回目を被ります。

2005-01-12(水) 09:01:22
 〔龍泉洞みずまつり-17〕『水払い体験ツアー』
水を被った後、水の中に入り、“水篭り”です。
良い相手にめぐり合い、幸せな結婚ができますように。
子が、孫が無事に安産できますように。 合格祈願、健康祈願、
火防祈願、商売繁盛祈願、交通安全祈願、
各自、色々な願いを心に掛けて祈ります。

2005-01-17(月) 17:44:06
 〔仙台イベント-1〕
数日、休ませていただきました。
仙台市にある “夢メッセみやぎ”で、“住宅リフォームフェア”と、“ホテル・レストランリニューアルフェア”同時開催でした。
13日トラック積み込み、14日搬入陳列。15・16(土日)開催。

2005-01-17(月) 17:53:59
 〔仙台イベント-2〕
出展者は、ハウスメーカー、リフォーム関連建材、設計事務所、工務店、キッチンメーカー、その他あらゆる関連した業界の出展で、大きな会場は盛り上がっていました。各種接着剤や塗料、新発表の壁材、その他多才な研究者による講演。それに加えて、著名シェフ6名による調理実演、地産・地消の食材等遠隔地からも出展がありました。

2005-01-17(月) 17:59:01
 〔仙台イベント-3〕
来場される方々は マイホームを持ちたい、我が家をリフォームしたい という夢を抱いているひとたち、ホテルやレストランのオーナー、シェフ、旅館の調理師、また、出展されている数多くのメーカー、小売店、ITソフトやプロバイダー、関係者だけでも すごい人数です。

2005-01-17(月) 18:07:45
 〔仙台イベント-4〕
その中で、当社だけ 家具メーカーです。
家具を購入する最大のきっかけは、住宅の新・増改築です。また、レストランのリニューアルに、カウンターやテーブル・椅子など、このようなチャンスは願っても無い事でした。
さて、その結果 三陸沿岸を北上してきた低気圧による、寒さ・雨・雪・強風により、入場者は予定の十分の一くらいだったのではないでしょうか。命からがら 帰ってきました。工房も大雪で、朝から晩まで 雪との戦いです。途中の盛岡市は積雪無しでした。

2005-01-19(水) 17:16:19
〔龍泉洞みずまつり-18〕
 みずまつりを見学に来た 観光客の一行です。
まず、氷殿の前で 祈願をしています。
みずまつり見学後 地元の造り酒屋『八重桜』銘の酒蔵を見学し、
旧家の座敷で 地酒を賞味し、ホテルに1泊するツアーです。

2005-01-19(水) 17:26:28
 〔龍泉洞みずまつり-19〕
 岩泉高校生 乙女の記念写真です。
もう既に18回。
18年も続くと 岩泉高校の 立派な伝統となってきました。
この寒い季節に、巫女姿で記念写真を撮るのが
楽しみなんですね。

2005-01-19(水) 17:28:33
 〔龍泉洞みずまつり-20〕
 
いよいよ 『巫女舞』です。
若水を祀った氷殿の前で 舞います。

2005-01-21(金) 18:42:42
〔龍泉洞みずまつり-21〕
 中学2年生は かぞえ15才。 昔風に考えれば元服式です。
身体が一人前に育ち 自我の意識もしっかりしてきます。
そこで、両親と教師の前で、自らの意志・希望を述べ、立志式を
行い、両親からお祝いを受けます。
立志式を終えると、巫女から『立志の杯』を受けます。
これは 酒ではなく 龍泉洞地底湖から汲み上げた“若水”です。

2005-01-21(金) 18:47:39
 〔龍泉洞みずまつり-22〕
 立志の水杯を受けた中学生は
一人前になった体力を示し、町の人たちにお披露目をします。
大きな、重い龍を担ぎ上げ、3キロメートルの道程を
40人づつ 交代しながら 搬送します。
これが龍舞行列です。

2005-01-21(金) 18:53:15
 〔龍泉洞みずまつり-23〕
 今年の2年生は 43名しか居なかったので
昨年から 心配しておりました。1年生から応援出演をしてもらうか、あるいは 3年生から 応援してもらうか。
しかし、心配は無用でした。 そうです。両親が立ち上がったのです。子供達と両親、そして教師たちと協力して 担ぎ出しました。

2005-01-22(土) 13:19:42
 〔龍泉洞みずまつり-24〕
 こちらでは 御水搬送隊の 水払いの準備が
できています。
池には 龍泉洞から引いた 清冽な水が たたえられています。
池の周りには 手桶が置いてあり
幣束が深々とした この場の空気を 表しています。

2005-01-22(土) 13:48:12
 〔龍泉洞みずまつり-25〕
 いよいよ 御水搬送隊の 水払いです。
“上七里 下七里” “上がり水神 下り水神”
“四十八滝水神に 願いあげ奉る”“エイ!”
水を被る。
再び “上七里 下七里” 2回繰り返します。

2005-01-24(月) 18:27:13
 〔龍泉洞みずまつり-26〕
 さて、龍泉洞で 御水搬送隊の 水払いを撮ったら
車で出発。 途中で中学生の龍舞行列を 追い越し、
ひたすら 町へと 急ぎます。
龍泉洞では 搬送隊が 一旦、着替えて 呼び上げを待っている頃です。
終点の 清水川大橋まで来ると、あたりは薄暗くなり、御水を迎える準備が できつつあります。

2005-01-24(月) 18:31:49
 〔龍泉洞みずまつり-27〕
 清水川大橋の たもとには 子供達が 集合しています。
手に手に ミズキダンゴを持って。
ミズキは 水木 とも書きます。
昔から 小正月の 行事として ミズキダンゴを飾ってきたのですが、“ミズキは水木なり”と言い換えて、“みずまつり”に活用しているのです。

2005-01-27(木) 08:53:48
〔龍泉洞にずまつり-28〕
 子供達が集まってきたところに
“なもみ”が現れました。岩泉地方では“なもみ”と言います。
旧三陸町地方では“すねか” そして秋田県では 男鹿地方の
“なまはげ”が有名。「泣くわらすはいね〜が!」「なまけものはいね〜が?」と言って荒ぶるので、子供達は怖がります。

2005-01-27(木) 08:57:34
 〔龍泉洞みずまつり-29〕
 さあ いよいよ ミズキ行列の出発です。
拍子木、ミズキダンゴ、そして ミズキみこし を担いで
大通りの商店街を行列します。

2005-01-27(木) 09:06:50
 〔龍泉洞みずまつり-30〕
 大通りの商店街を上町に向かって進み、
町外れまで来て小休止。帰りは大通りを下町に向かって行列。
栄橋まで、中学生の“龍舞行列”を迎えに行くのです。
龍舞行列が“口上”を述べ、その後に続いて行列します。
そのごに“御水搬送隊”が、栄橋を渡りながら“お水渡りの儀”を行い、通過していきます。

2005-01-28(金) 19:01:33
 〔龍泉洞みずまつり-31〕
 御水搬送隊の到着です。
隊員の顔に 厳しい表情が感じられませんか?
ハプニングが あったのです。
中学生の 龍舞行列が 待機場所までは予定通りに入ったのですが、
トイレ休憩に時間を取られ、20分も遅れ。結果、搬送隊が先に入って、待ってる間に、汗でほてった身体が すっかり冷え切ってしまったからです。田沢湖から来た”辰子龍”『双龍の出会い』を演じたり、栄橋は祭りの大きなポイントなんですが。
今年は、拍子抜けしてしまいました。

2005-01-29(土) 12:50:08
 〔龍泉洞みずまつり-32〕
 みずまつりの最終地点
清水川大橋に 岩泉御水搬送隊 到着。

2005-01-29(土) 12:52:02
 〔龍泉洞みずまつり-33〕
続いて
田野畑御水搬送隊 到着。

2005-01-29(土) 12:55:17
 〔龍泉洞みずまつり-34〕
最後に
小川御水搬送隊 到着。
これで、三箇所から 代表的な名水が 届きました。

2005-01-29(土) 13:01:25
 〔龍泉洞みずまつり-35〕

おっと、待ってください。女性が一人
過去、何人か 搬送隊の女性参加者もありましたが、服装から見て、
搬送隊員ではないですね。
彼女を伴っている男の真剣な こわばった形相を見ると ただごとではなさそうです。

2005-01-31(月) 18:53:02
 〔龍泉洞みずまつり-36〕
これは、親から結婚を反対された相手を この祭りに乗じて
自らの強い意志を 示そうとするのか。
三々九度の杯 が始まりました。
そうか、昨年の夏、龍泉洞の洞内で結婚式を挙げて、テレビで採り上げられたカップルがありました。
彼は、その結婚式の列で 後の守りを固めた男です。
その男が 今度は 冬の祭りで 結婚式を挙げたのです。

2005-01-31(月) 19:00:29
 〔龍泉洞みずまつり-37〕
さあ、晴れて夫婦の誕生です。
龍泉洞水祭りの 御水を納めた氷殿の御前で、
御水は搬送隊員の祝福を受けて。おめでとう!
まさに、結婚祈願が 叶ったというわけです。
この分では 安産祈願も そう遠いことではないでしょう。