2005-07-06(水) 15:56:38
 次は RBチェアの批評。
脚は垂直、座は水平。
これを、ほんの少し 後ろに傾ける。 という指導。
進捗は遅いが、徐々に シモさんの指導に従って 改良を進めるつもりです。

2005-07-07(木) 18:44:26
 スタッキングできる椅子を試作している状況。
限られた時間の中で、あくせくしたが、
最後に渡された シモ先生の作品集を見て、唖然とした。
すばらしい“スタッカブル チェア”が載っている。
これを見たら とてもとても やる気がしなくなった。
とても 比較対照になどならないものだ。
“すばらしい” の一語。
シモ先生が講習会で質問に答えていた。
「先生は、いろいろな個展やエキシビションをみますか?」という質問に「あまり他人の物を見ると そのイメージが印象に残り、あるいは、もう、できてしまっているか のように思ってしまう。
見ないで、じっくりと自分の中で熟成させていけば、(見たものと全く違う)いい物ができるからだ」という答え。
いいものを先に見てしまうと やる気がなくなる という教え。
そうか そういうこともあるんだ。 

2005-07-08(金) 18:15:03
 フィンランドのフィスカース工芸村から クラフトマン達が訪れた。
盛岡手作り村の鉄瓶製作工房の見学スナップ。

2005-07-09(土) 17:31:18
 北国デザインフォーラムの会場
左から、Dr.TAPIO PERIAINEN(建築家・デザイナー)、 鈴木盛久(金属工芸家)、宮 伸穂(金属工芸家)、工藤宏太(木工)、KARI VIRTANEN(木工)、Leana PELTONEN(室内装飾デザイナー)、Karin WIDNAS(陶芸家)、Camilla MOBERG(ガラスデザイナー)
左側に隠れて 通訳のAKI KARIKOSKI。いずれも敬称略

2005-07-14(木) 19:01:45
 盛岡ショウルーム開設25周年記念
 盛夏感謝祭。

2005-07-14(木) 19:04:04
 ここに挙げた作品の他にも
多彩に 用意しています。
ぜひ、期間中に ご来店下さい。

2005-07-17(日) 18:59:27
 ヘルシンキからデンマーク コペンハーゲンに移動。
RADISSON SAS に宿をとる。
明日は 半年ぶりに PPモブラー社に アイナー・ピーターセンを訪ねる。

2005-07-18(月) 16:14:28
 コペンハーゲンの駅。
売店があり けっこう 日用品など 売っている。
日本の駅みたいに 騒々しくない。
SPOR-8-10 と記してある ホームから乗る。

2005-07-19(火) 08:13:55
 10番ホーム。
HILLEROD 行き に乗る。

2005-07-22(金) 08:22:42
 電車

2005-07-22(金) 08:29:34
 電車内
乗車券は 無人販売機、社内には車掌も乗ってない。
人件費を掛けないため。
ただし、不意に4〜5人で、乗車券チェックに乗り込んでくることがある。
個別の電車に車掌を配置せず、5人程のチェック要員で済ませている。こんな方法もあるんだ。

2005-07-24(日) 14:56:08
 ALLEROD 駅に到着。
 PPモブラー社は ここで降りる。

2005-07-24(日) 15:04:40
 駅から出て、街並みを歩く。
日本の“商店街”とは 全く異なる雰囲気。
住宅街の1階に お店がある という感じだ。
秋なので 黄葉が街並みに映えて 気持ちがいい。

2005-07-25(月) 19:23:24
 PPモブラー社 訪問の前に
23日に行われた“田沢湖龍人祭”の模様を 一気に紹介します。
一月の“龍泉洞みずまつり”で、宮司役を務めてくれた “田沢湖若者会”のT氏。

2005-07-25(月) 19:24:37
 出番を待つ 岩泉町の応援隊
 S氏とN氏。

2005-07-25(月) 19:25:30
 同じく 応援隊Y氏とS氏

2005-07-25(月) 19:27:47
 クリス君は 英語教師。
田沢湖応援は、今回が2回目です。
彼は、任期を終えて、今月一杯でアメリカに帰ります。

2005-07-25(月) 19:28:42
 出会いを待つ 静まり返った 田沢湖の湖面。

2005-07-25(月) 19:30:57
 八郎潟から干拓で追われてきた 八郎太郎 登場。
田沢湖の主 “辰子”に逢うため 湖に入っていきます。

2005-07-25(月) 19:33:07
 右手から 辰子龍の登場。
湖面からは ただならぬ気配が ただよってくる。
レンズに 不思議な模様が映っている。

2005-07-25(月) 19:44:03
 八郎太郎龍からも ものすごい熱気がただよってきます。

2005-07-25(月) 19:45:05
いよいよ “双龍の出逢い”

2005-07-25(月) 19:46:10
 期せずして 遠くの湖面に花火が上がる。

2005-07-25(月) 19:48:29
 八郎太郎と辰子が 思いのたけをぶつける。
その吐息の 凄まじいこと。
圧倒されます。

2005-07-25(月) 19:50:07
 双龍は 寄り添い、一緒に寝ぐらへと向かう 

2005-07-27(水) 11:56:49
 さて、コペンハーゲンに戻ります。
ポール・ケアホルム邸を訪問します。
王立アカデミーでハンス・J・ウエグナーの生徒だったポール・ケアホルム。彼はスチール、木、石、革、籐などを組み合わせて多くの名作椅子を世に残しました。彼のインテリアは奥さんのハンネさんによって現在も受け継がれています。
この自宅は、ハンネ夫人の設計による建築と聞きます。岩手を訪れた際も、京都大学で建築の講演をして帰国されました。 

2005-07-28(木) 08:47:56
 ポール・ケアホルム邸のリビングルーム。
ここで、アイナー・ピーターセン社長が コーヒーを入れてくれた。
よく、雑誌等に載っている部屋がここなんだ!
感慨に浸りながら 見せていただいた。

2005-07-28(木) 08:57:49
 アイナー・ピーターセン(PPモブラー社社長)と、ハンネ夫人。
どちらも 子供達が大人になり、再婚された。
アイナーの子息はPP社の専務、ポール2世は工芸学校生で、家具工房での実習に励んでいる。
ハンネ夫人は、盛岡から帰って、腫瘍の摘出手術を受けられ、静養されていた時期だったので、不在だった。
この写真は雑誌のリコピーから転載。

2005-07-29(金) 18:57:16
 PPモブラー社に アイナー・ピーターセン社長が
案内してくれました。
工房の外にある小屋は 倉庫だそうです。

2005-07-29(金) 18:59:04
 これが人工乾燥室。
うちの工房と 同じくらいの乾燥機だな!
ここまでは そう思いました。

2005-07-30(土) 18:53:52
 いよいよ PPモブラー社の 工場内。
最初の 木採り工程では 残材(いわゆるコッパ)がきちんと ドラム缶に入れて整頓されている。
「このコッパは 何かになるんですか?」聞いてみた。

2005-07-30(土) 18:56:17
 「みんなが 順序に持ち帰って ストーブに焚くんだ」

なるほど、スタッフの一人が リヤカーで積んで帰宅するところだ。

2005-07-31(日) 14:36:09
 これから 椅子の 製作工程に入る。
ハンス・J・ウエグナーのデザインが、あっちにも、こっちにも。
中には、手前の簡易円卓と一番奥右のロープを使用したリビングチェアは ポール・ケアホルムのデザインだ。