2006-05-02(火) 17:55:17
 〔タモの原板の行方紹介〕
 URL内で、一枚板販売コーナーを開店していますが、
「どんな使い方をすればいいのか、いまいちわからない」という声、「割れ止めの契りを入れると いい感じになるって、どんなもの?
具体的に説明して欲しい」という声に応えたいと思います。
まず、タモの64番です。

2006-05-05(金) 10:13:26
 〔タモの天板の行方紹介〕
 タモ原板No−64は、ローボードの天板になりました。
箱本体は、二つに分かれています。
壁に向いたほうの耳は、切り落とし、前だけ耳付き(片耳)の天板です。

2006-05-05(金) 18:11:05
 〔タモの原板No−64〕
 ちょっと近づいてみましょう。
摺り漆の微妙な艶が 素敵です。

2006-05-06(土) 15:23:42
 〔タモの原板No-64〕
 耳の部分に、何か黒っぽい筋みたいな物が見えるので、
角度を変えて 迫ってみました。
そう、アーティストの虫が食べた跡です。親が幹と皮の間の最も美味しい栄養たっぷりの場所に卵を産み付け、孵化した幼虫達がお互いの領域を侵さぬように、少しずつ成長していく様がはっきり見えます。この虫は、ヒラタキクイムシによく似ていますが、少し太めで丸っぽい形状をしています。ヒラタキクイムシの幼虫がメチャクチャ食い荒らすのに比べ、秩序を保ち、その食い跡が面白く、木材にはほとんど害を与えません。
そして、この虫が好きなのは、タモ、トネリコ、ケヤキ、ニレの4樹種だけ。森のアーティストたちです。

2006-05-06(土) 18:37:29
 〔岩泉線 鉄道情景への旅 写真展開催中〕
 岩泉町うれいら通り商店街空き店舗にて船坂晃弘氏の写真展開催中。日本で最後の国鉄ローカル線“岩泉線”に5年間も通い詰め、冬の雪深い山中に身を潜め一番列車をカメラで狙う。朝霧の中、列車とまれに行き交う村人の表情を狙う。ローカル線を、こよなく愛する彼の心意気に触れました。
5月15日まで開催中です。ぜひお越し下さい。

2006-05-06(土) 18:47:20
 浅内(あさない)駅。ある日のひとこま。
岩泉線は、童話作家 茂市久美子氏のひろすけ童話賞の受章作品『おちばおちばとんでゆけ』の舞台でもある。
国鉄ローカル線が、国内の隅々まで姿を消し、見ることができなくなってしまった。何とか残っているのは地方自治体の第三セクター経営のローカル線。いまだにJRローカル線として生きているのは
ここ、岩泉線だけとなってしまった。貴重なローカル線である。

2006-05-06(土) 19:06:22
 『船坂 晃弘氏の言葉の一部分』
イーハトーブ岩手は「山の国」である。日本地図で岩手県を眺めると、北上山地の大山塊が否が応でも目に飛び込んでくる。四国全島とほぼ同じ大きさを誇る岩手県の、実に三分の二近くを占めるこの大山塊の中には、ほとんど平地らしい平地は無い。川沿いにわずかに開けた土地に、まるで山に遠慮するかのように小さな集落がポツリポツリと現れるばかりである。東の方へ目を移していくと、山塊はそのままの姿で太平洋に迫り出し、断崖そびえ立つリアス式海岸となって荒波に洗われている。
「三陸」。この辺境の地に立つと、都会の喧騒はあまりに遠く感じられる。北上川沿いに開けた人口密集地帯との間には大山塊が横たわり、背後には広大な太平洋が広がる。まるで山と海に閉じ込められているようだ。 希薄な人口密度、そして峻険な地形。純粋な旅客鉄道を運営していくにはあまりに過酷過ぎるこの世界が、この物語の主人公「JR岩泉線」だ。

2006-05-07(日) 18:15:19
 〔タモの原板No−64〕
 タモの一枚板が、ローボードの天板になり、耳の虫食い跡まで、
ご覧に入れました。
今回は、その板目の表情です。摺り漆の技法により漆が摺り込まれ、
拭きとって乾燥させ、磨いて、更に漆を塗り、摺り込み、
繰り返して、このような表情が出るのです。

2006-05-07(日) 18:37:20
 〔JR岩泉線 押角(おしかど)駅〕
吹き荒れる赤字ローカル線廃止の嵐と、ワンマン化に代表される合理化の波、そして、何よりも農村景観そのものの変化、特に無機的で景観にそぐわない道路の建設によって、わが国では数多くの魅力的な鉄道と鉄道情景が急速に失われてしまった。そんな中でこの岩泉線が、厳しい状況ながらも、古き良きローカル線の姿を保ちつつ、世紀を越えて生き長らえているのは、まさに奇跡と言っていいだろう。
非ワンマンの旧型気動車 キハ52 の独壇場。趣のあるふるい駅舎たち。そして四季折々の豊かな表情を見せる山々の自然と慎ましい山里の風景。岩泉線は、かつて全国あまたに点在した特定地方交通線の鉄道情景を今に伝える、最後の生き証人であると言っても過言ではない。
それにしても、よくもまあ こんなに撮り難い鉄道にはまってしまったものだと、われながら呆れ返る。

2006-05-08(月) 18:42:50
 〔割れ止めのために契りを入れる−1〕

 クルミ材のテーブルに割れ止めのための契りを入れた例。

2006-05-08(月) 18:44:43
 〔割れ止めのために契りを入れるー2〕

 栓材、摺り漆、隠し蟻組みのデスクに契りを入れた例。

2006-05-08(月) 18:46:15
 〔契りの例ー3〕

 栓材、摺り漆、ローボードの天板に契りを入れた例。

2006-05-09(火) 18:44:25
 岩泉線 写真・文 船坂晃弘『鉄道情景への旅』より〔茂市-刈屋〕

運転本数は区間列車を含めても1日わずか4往復。サミットの押角峠を越えて終着の岩泉まで向かう列車は、わずか3往復のみである。岩泉始発の朝の上り列車684Dが9時少し前に茂市に到着すると、その後夕方の3時半までなんと6時間半もの間、岩泉線の線路の上には1本も列車が走らない。

2006-05-13(土) 09:19:21
 岩泉線 写真・文 船坂晃弘『鉄道情景への旅』より〔中里-刈屋〕

貨物鉄道として生を受けたゆえに、わざと集落の中心を避け、翳りやすい谷の縁をたどるようにして敷かれた線形も、この鉄道を撮影する事を難しくしている。

2006-05-13(土) 09:29:29
 岩泉線 写真・文 船坂晃弘『鉄道情景の旅」より 〔gyakuebisu]
午後の最初の列車685Dが押角峠を通過するのは4時少し前。日が長い夏場以外、線路が走る深い谷底まで陽が入らない。冬至に近い時期ともなると、まともな光線状態で撮影できる列車は、684D1本だけなのだ。

2006-05-21(日) 18:22:38
 〔ネットショップ出品例-001〕

 gooshopに出品している商品を紹介します。
ご興味の商品があったら、お問い合わせ下さい。
   http://shop.goo.ne.jp/store/junboku/

2006-05-22(月) 14:01:02
 〔ネットショップ出品例-002〕

 gooshopに出品している商品を紹介します。
ご興味の商品があったら、お問い合わせ下さい。
  http://shop.goo.ne.jp/store/junboku/

2006-05-23(火) 13:24:53
 〔ネットショップ出品例-003〕

 gooshop 出品商品を紹介してます。
ご興味の商品があったら、お問い合わせ下さい。
  http://shop.goo.ne.jp/store/junboku/

2006-05-24(水) 10:03:16
 〔ネットショップ出品例-004〕

 gooshop出品商品を紹介してます。
一番左側の水目2枚はぎテーブルは、売約済みです。
ご興味の商品があったら、お問い合わせ下さい。
  http://shop.goo.ne.jp/store/junboku/

2006-05-25(木) 10:02:14
 〔ネットショップ出品例-005〕

 gooshop出品商品を紹介してます。
ご興味の商品があったら、お問い合わせにお応えします。
  http://shop.goo.ne.jp/store/junboku/

2006-05-27(土) 18:48:46
 〔ネットショップ出品例-006〕
 gooshop出品商品を紹介してます。
ご興味の商品があったら、お問い合わせください。
リビングチェアでくつろぐ時に、首の後ろ側をヘッドレストに当てて寛ぎますが、一人一人、心地よい高さの枕を測定し、製作の上、お届けいたします。これが純木家具の特徴です。
  http://shop.goo.ne.jp/store/junboku/

2006-05-28(日) 13:47:28
 〔ネットショップ出品例-007〕
 左側2点は 桐チェア。構造材には栓(セン)、座板・背もたれ・肘掛には桐を使用しているので、座り心地が良く、軽い。
国産桐の二大産地はナンブギリ(岩手県)、アイズギリ(福島県)です。椅子には、敢えて会津産を使用してます。なぜって?岩手産は軟らかく、すわり心地は最高ですが、傷が付きやすい。それで。

2006-05-29(月) 09:17:37
 〔ネットショップ出品例-008〕
 gooshop出品例を紹介してます。
今回は、箱物です。
ご興味ある方はお問い合わせください。お応えいたします。
  http://shop.goo.ne.jp/store/junboku/

2006-05-31(水) 10:25:54
 〔ネットショップ出品例-09〕
 gooshop出品商品を紹介してます。
今回は、テレビ台、オーディオボードです。
左側は柿渋着色を施したもので、使用するうちに褐色に近くなっていきます。左側は、色はあまり変化しないものです。
ご興味があればお問い合わせください。
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