シナ材のチェスト 純白な色調が清潔感を主張しているように感じられます。 シナとはシナノキで、日本ではボダイジュとも呼ばれています。葉がハート型をしていて 5〜8cmくらいのものは通常“シナノキ”、方言では“マダ”と呼ばれ、木の業界では“赤ジナ”と呼びます。 シナノキの皮をほぐして流れに浸して繊維を採り、織ってシナ布にしたり昭和30年代までは農家では雨具:レインコートに使用していました。 このチェストは、“青ジナ”です。“オオバボダイジュ”とも呼ばれ、その名の通り10〜15センチほどの大きなハート型の葉をしています。 “赤ジナ”の木は直径の8割ほどは肌色から薄茶色ですが“青ジナ”は、9〜10割は純白です。
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