20
2008-01-18(金) 08:56:27
 岩泉地方では 古来 大晦日の夜12時
お寺があれば 除夜の鐘が鳴ると 一家の主は 家族にも見られぬように家を出て、飲み水の源(井戸、沢、湧き水等水道源)に行き、
塩、あるいは洗い米を供えて、一年間の無病息災、五穀豊穣など
祈り、飲み水から伝染病など発生せぬよう 前項の文句を唱えた。
そして新年に 初めて組む水 “若水”を汲んで 神棚に供え、
お茶、雑煮など使用してきた。
その伝統的な文化を 小正月の季節に合わせて “水に感謝する”
『みずまつり』として伝承している。

2008-01-19(土) 13:17:48
 御水搬送隊の水払いを終え、
岩泉中学校の“竜舞行列”を車で追い越して、うれいら通り商店街まで来ました。
商店街の角っこ(かどっこ)には“甘酒どころ”が設けられ、
商店街の奥さんたちにより 岩泉の地酒“龍泉八重桜”の酒粕で作った おいしい甘酒が無料で振舞われています。
寒風で冷えた身体には 甘酒が一番です。
しかも、龍泉洞地底湖の 若水と岩泉の地酒“八重桜の”の酒粕で作られた 甘酒 は格別。身体が温かくなりました。
奥さんたち 有難うございました。

2008-01-19(土) 13:21:50
 ここには“金靴屋”(かなぐつや)の“りんご直売”
岩泉の“りんご”の美味しさは りんご産地岩手でも評判ですが、
ここ“かなぐつや”のりんごは 天下一品 美味しいのです。

2008-01-19(土) 13:34:06
 うれいら通り商店街の上町では
秋田県 田沢湖から秋田と岩手の境“仙岩峠(トンネル)”と、岩手県
内陸部と沿岸部の境“早坂峠(トンネル)”二つの峠を越え はるばる
友情出演に駆けつけてくれた『田沢湖若者会』の面々指導のもと、
岩泉高等学校有志30名が大きな“辰子龍”を組み立てています。
2007年10月8日に早坂トンネルが開通しましたが、過去数回は田沢湖隊が、トラックで早坂峠を昇れずに、あるいは、アイスバーンの下り坂を恐くて下りられずに、盛岡まで戻り、岩手町・葛巻町を迂回して岩泉入りしたため、時間に遅れたこともありました。
しかし、もう、トンネルが開通したため、安心です。
組み立てまで十分時間的余裕がありました。

2008-01-21(月) 08:37:58
 上町で辰子龍を組み立てている間に岩泉小学校の“みずき行列”が
やってきました。
小学校の校長先生も参加しています。

2008-01-21(月) 08:40:39
 水木みこしが重そうです。
高学年の男子が参加してないようで、苦戦。
今年の 神輿は たった1台だったのです。

2008-01-21(月) 08:58:19
 一方、下町の栄え橋付近に 岩泉中学校の“竜舞行列”が
既に栄え橋を渡り終えています。予定より早く進行したよう。
小学校のみずき行列が商店街を往復して龍の迎えにきた所に
“龍舞口上”を挙げながら栄え橋を渡ってくる。というシナリオなんですが。

2008-01-21(月) 09:03:45
 龍舞行列の後ろに“うれいら少年隊”が続いています。
彼らは 実は小川地区の小学生で、大人の御水搬送隊に同行して
川の水で“禊ぎ”を行い、しかも7キロメートルの区間を
一緒に走りきって 参加したということです。
将来 頼もしい子供たちです。
その後方には高校生の巫女が続き、栄え橋には“御水搬送隊”が
到着したようです。

2008-01-22(火) 08:27:31
 御水搬送隊が到着しました。
これは、田野畑村から 若水を搬送してきた“田野畑隊”です。

2008-01-22(火) 08:36:15
 岩泉町内の花屋“花兵衛”の主“大ちゃん”が隊長です。
彼は “フラワーアート”の世界では 結構名が知られている人物。
地元でも人望があり、若者達が付いています。
毎年、田沢湖祭りには欠席。
同じ時期に “北上川ボート下り”のイベントに出場するからです。

2008-01-22(火) 08:38:59
 今度は 岩泉搬送隊到着。
龍泉洞から若水を搬送してきました。
三上隊長以下 11名 御水渡りの儀 を行います。

2008-01-23(水) 08:18:49
 商店街の みず広場 で、龍泉太鼓隊が“迎え太鼓”で迎えます。

2008-01-23(水) 08:19:42
 岩泉隊の“御水納め”

2008-01-23(水) 08:21:16
 小川・盛岡隊の“御水納め”

2008-01-23(水) 08:22:05
 “巫女舞納め”

2008-01-23(水) 08:22:57
 “龍舞”発進

2008-01-23(水) 08:24:12
 “辰子龍”発進

2008-01-23(水) 08:25:22
 “辰子龍”進行して、栄え橋まで昇る。

2008-01-24(木) 08:30:38
街頭熱傷は
 岩泉出身の歌手 佐藤幹夫。
最近デビューしたとかで、初顔でした。
氷点下6度の寒風の中 薄着での熱唱は やはり
並々ならぬ 決意の現れだったと思います。

2008-01-24(木) 08:31:31
 交流会でも 持ち歌を披露。