2008.8.4岩泉純木家具工房体験レポート 千葉大学工学部デザイン工学科3年 大沼勇樹
2008年8月4日(月)大学の授業の一環として、材料に関する知識を深め、より授業内容を充実させるために、今回岩手県下閉伊郡にある岩泉純木家具有限会社の工房を訪ねた。 午前7時50分の朝礼から参加し、初めに工藤宏太社長の案内で工房の中を一通り見学させていただいた。その後車で工房から少し離れた木材集積所に移動し、そこでテーブルの天板に使われる木材の仕分け作業の手伝いをした。丸太を45mm厚で切り出した木材を1枚目はそのまま並べ、次の2枚目は裏に返し横に並べる(こうすると木目が左右対称に見える)。歪みが出てしまうため1枚からとれる長さは最長1500mmで、割れや髄、反りなどから判断し1枚の板からどこを切り出すかを決め、印を付けていく。その判断は工藤社長の手で行われ、その工程を見学しつつ、木材運びをした。
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