【使い手からの問い合わせ】 東京・国分寺の Hさんより以下のようなお問い合わせを頂きました。 ■9月5日「長年愛用しています御社製の食器戸棚(栗の木)の片方のガラス扉の蝶番が二個とも割れてしまいました。もう片方の蝶番は大丈夫です。同じ蝶番はありますか?(無いと困ってしまいますが)お返事宜しくお願いいたします。 〇9月5日「お問い合わせ有難うございます。1992/12/28にお母様よりご結婚祝いに贈られた食器棚ですね。製作番号91463 図面番号911106と判明しました。図面には使用した金具の記入が無く、製作指示書に使用した金具が明示してありましたので、明日、金具があるかどうか調べてみます」 〇9月6日「金具の在庫ありました。良かったです。蝶番2個とモクネジを添えてお送りします。実は、阪神大震災で近くにお住まいのお客様の書棚が正面に倒れたそうで、『さすが純木家具だな!扉もガラスも全くどこも痛まず、蝶番だけが2個割れただけで済んだ。蝶番を送ってくれれば自分で交換するから』という例があり、それ以来あの蝶番は使用することを止めていたのです。金具があってラッキーでした。」 ■9月6日「早々のお返事有難うございました。金具を送ってくださるとのことで有難うございます。感謝します。20年近く前の商品の部品を問い合わせて、ちゃんと同じ物を手配していただけるなんて、ほんとに素敵ですね。ずーっと長く安心して使うことが出来ます。とても嬉しいです。この食器棚のほかにも、その後、のるすくで栗の木の形をそのまま使ったコーヒーテーブルと、椅子のセットも購入し、愛用しています。 〇9月6日「そうですか。栗の三角形っぽい山形をしたコーヒーテーブルでしょう。よく覚えております。 ■9月8日「昨日、金具届きました。無事取り付け完了し、すっかり元通りです。ありがとうございました。この蝶番にはそんなストーリーもあったのですね。コーヒーテーブルはおっしゃる通りの三角形っぽいものです。純木家具、これからも大切に使っていきます。取り急ぎ報告とお礼まで」
|