2011-10-17(月) 18:30:17
 『2011木の家具展のお知らせ』

 1982年以来、毎年11月に開催してきた『木の家具展』が、今回で30回になります。
1982年、1983年は、銀座の十字屋レコード店3Fギャラリーでした。
1984年から、八重洲北口“桜通り”の『田中八重洲画廊』で行うようになりました。
毎年の展覧会は、テーマを決めて開催してきました。
テーマに向けて、各々のメンバーが競い また、励みともなってここまで続いています。
今回は30回になりますが、特にテーマは決めず、自由な作品を発表します。
五人 五様の木の作品をご覧ください。

2011-10-29(土) 16:29:43
 『木の家具展に向けて』

 11月1日からの 2011木の家具展
10月31日は、搬入・陳列の日となります。
工房では、明日 日曜日なので、今日 積み込みをしました。

2011-10-29(土) 16:34:19
 『木の家具展に向けて』

 工房では、留守中、このような仕事が進められます。
長野市の家具ショップ『家具家 いだ』からの注文で、
胡桃のセンターテーブルを作っています。
片端は、伝統工芸『隠し蟻組』で組んでいるので、天板から
脚部まで 木目が続いています。

2011-10-29(土) 16:37:12
 『木の家具展に向けて』

 ラブチェアのアーム部分の木取り加工をしています。
この後、加工をして、帰る頃には 姿を現しているでしょう。

2011-10-29(土) 16:48:24
 『木の家具展に向けて』
 このスタッフには、仏壇2台の注文が入って制作を同時並行で
進めています。
また、昨日は、仏壇と、下台になるキャビネットの注文が入ってきました。
長年、ご愛用して下さった 埼玉県の T さんの奥様からでした。
まだまだ お若いのに、お顔が浮かんできます。心を込めて制作させていただきます。  合掌

2011-10-29(土) 16:54:22
 『木の家具展に向けて』

 これは、純木家具・北上店からの特別注文です。
幅が 通常124cmで制作し、展示しているのですが、
幅100cmに縮小してください というご希望で
設計変更、扉と台輪を製作中です。

2011-10-29(土) 17:05:52
 『木の家具展に向けて』

 これも、純木家具・北上店からの注文です。
奥州市のお客様が、10年ほど前に岩手山麓の家具工房に
オーダーして作ってもらったそうです。
強烈に反っていて、そり止めの角材も外れています。
おそらく、自然乾燥の年数が足りなかったのでしょう。
天板は、4枚ハギになっていますので、角材を外し、天板を
丸鋸で4枚に切って、それぞれムラを取り、もう一度4枚ハギ
合わせて、角材の入っている溝に、木を埋めて、角材の位置をずらして、蟻溝を加工して、そり止めを施して、栗の天板を
再生させてあげようと考えています。
実は、その工房の主は、若い頃一年間ほど弊社に勤務していたことがあったのです。
木材の在庫数量も少なく、充分寝かせておく余裕も無かったのでしょう。

2011-10-29(土) 17:09:24
 『木の家具展に向けて』
 幅が220センチ、奥行き100cmの大きなテーブル。
摺り漆の作業中です。
今回の東日本大震災の被災地 釜石市の方からのご注文です。

2011-10-29(土) 17:12:21
 『木の家具展に向けて』

 これも、幅が220センチ、奥行き100cmの大きなテーブル。
オイル仕上げのご希望です。
やはり、大震災の被災地 大船渡の方からのご注文で制作しました。
これから、椅子を作って収めます。

2011-10-29(土) 17:21:02
 『木の家具展に向けて』

 そろそろ宇霊羅山の麓の広葉樹が紅葉してきました。
盛岡市に抜ける早坂高原あたりは、全面的に紅葉しています。
しかし、寒さが厳しくないためか、例年に比べ、目を見張るような美しさはないようです。 赤色がなくて、茶色、褐色という感じです。
木の家具展を終えて帰宅するころは、いつもカラマツの黄色い葉しか残っていないのですが、今年は広葉樹の葉も見られるのではないか と思っています。