『木の家具展に向けて』
これも、純木家具・北上店からの注文です。 奥州市のお客様が、10年ほど前に岩手山麓の家具工房に オーダーして作ってもらったそうです。 強烈に反っていて、そり止めの角材も外れています。 おそらく、自然乾燥の年数が足りなかったのでしょう。 天板は、4枚ハギになっていますので、角材を外し、天板を 丸鋸で4枚に切って、それぞれムラを取り、もう一度4枚ハギ
合わせて、角材の入っている溝に、木を埋めて、角材の位置をずらして、蟻溝を加工して、そり止めを施して、栗の天板を
再生させてあげようと考えています。
実は、その工房の主は、若い頃一年間ほど弊社に勤務していたことがあったのです。
木材の在庫数量も少なく、充分寝かせておく余裕も無かったのでしょう。
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