2011-12-09(金) 09:02:14
 『森がささやいている-木工家が見つめる木の命』いよいよ発刊

 オーストラリア・キャンベラ在住の、児童書ノンフィクション作家 池田まき子氏の著書が岩崎書店から発刊されました。
著書の、「おわりに」から一部を引用します。 わたしが、木工家の工藤 宏太さんにお会いしたいと思ったのは、「樹木医」の仕事を紹介する本を手がけていた二年前の紅葉の季節でした。森林の働きについてインターネットで調べていたときに、工藤さんの経営する「岩泉純木家具」のホームページを目にしたことがきっかけです。 そこに紹介されていた「生命の復活」と題する千字におよぶメッセージを読み、工藤さんの樹木や森林に対する思いに共感するとともにひとつひとつの言葉の重さ、そのメッセージの力強さに、胸が熱くなるのを感じました。そして、会社のモットーに「三百年生きた木は三百年使える家具に」を掲げられていることや、さまざまな地域活動に奔走されていることを知り、工藤さんの日々の奮闘ぶりを、たくさんの人に市ってほしいと思いました。
岩崎書店 http://www.iwasakishoten.co.jp/ 内、「森がささやいている」で検索すると購入することができます。また、アマゾンでも購入できます。
なお、「生命の復活は、弊社ホームページの「テーブルのふるさと」に掲示されています。

2011-12-17(土) 17:56:18
 [使い手からの情報]

 11月9日に本欄で紹介した、兵庫県の O・Tさんから、くつろぎテレビ台 ご使用中の写真が届きました。
ご覧になってください。

2011-12-30(金) 16:47:29
 [2011木の家具展]レポート

 1982年から、木工家が集まって東京で展示会を開催してきました。
今年が 30回になりました。
編集が遅くなりましたが、何とか今年中に掲載することができます。

2011-12-30(金) 16:49:51
 [2011木の家具展]レポート

 毎年、画廊入り口の壁面に掲げてきた看板。

2011-12-30(金) 16:52:03
 [2011木の家具展]レポート

 同じく、入り口右側に立ててきた看板。

2011-12-30(金) 16:55:12
 [2011木の家具展]レポート

 画廊に入ると、受付の背後の壁面に、色々な木の種類の板見本が掲げられてきました。
信州・小諸の木工家 谷 進一郎氏の コレクションです。
100種類以上あるでしょう。

2011-12-30(金) 16:58:13
 [2011木の家具展]レポート

 画廊の中では、毎年、メンバーの展示スペースが変わります。
今年、最も入り口に近いスペースは、東京都・青梅市の木工家野崎 健一氏のスペースです。

2011-12-30(金) 16:59:32
 [2011木の家具展]レポート

 野崎氏のテレビキャビネット

2011-12-30(金) 17:00:42
 [2011木の家具展]レポート

 野崎氏のスペース全景

2011-12-30(金) 17:01:36
 [2011木の家具展]レポート

 野崎氏のサイドボード

2011-12-30(金) 17:09:44
 [2011木の家具展]レポート

 入り口から二番目は、長野県・小諸市の木工家 谷 進一郎氏のスペースです。

2011-12-30(金) 17:10:54
 [2011木の家具展]レポート
 
 同じく、谷氏のスペース

2011-12-30(金) 17:15:37
 [2011木の家具展]レポート

 谷氏の夫人 恭子氏の主宰する“KUKU”の作品コーナー。
彼女は、ジュエリー作家で、とても繊細な目と手で作品を生み出しています。

2011-12-30(金) 17:19:22
 [2011木の家具展]レポート

 一番奥は、長野市の木工家 川口 青樹氏の展示スペースです。
楢材・柾目のダイニングテーブル。
きれいな虎斑(とらふ)が前面に現れています。

2011-12-30(金) 17:20:43
 [2011木の家具展]レポート

 同様のデザインで、少し小ぶりなダイニングテーブル

2011-12-30(金) 17:21:40
 [2011木の家具展]レポート

 川口氏の飾り棚

2011-12-30(金) 17:22:31
 [2011木の家具展]レポート

 川口氏のデスク

2011-12-30(金) 17:23:59
 [2011木の家具展]レポート

 円形のテイーテーブルと、川口氏独特の椅子

2011-12-30(金) 17:25:50
 [2011木の家具展]レポート

 川口氏の仏壇例 2点

格作家5名とも、それぞれの仏壇を製作しています。

2011-12-30(金) 17:28:06
 [2011木の家具展]レポート

 愛知県・蒲郡市の木工家 井崎 正治氏のスペースです。
リビングルームとしての展示です。

2011-12-30(金) 17:29:45
 [2011木の家具展]レポート

 書類整理箱、あるいは、小物整理箱と、楕円形の
折りたたみ式座卓

2011-12-30(金) 17:30:43
 [2011木の家具展]レポート

 井崎氏の イージーチェア

2011-12-30(金) 17:32:29
 [2011木の家具展]レポート

 井崎氏は、家具のほかに、彫刻、版画、絵画と多才です。

2011-12-30(金) 17:35:50
 [2011木の家具展]レポート

 岩手県・岩泉町の木工家 工藤 宏太のスペースです。
リビングチェア、回転座椅子、座机、ローボード等。

2011-12-30(金) 17:36:45
 [2011木の家具展]レポート

 工藤の ローボード

2011-12-30(金) 17:38:54
 [2011木の家具展]レポート

 栗の一枚板の座机

2011-12-30(金) 17:43:51
 [2011木の家具展]レポート

 工藤の イーハトーブ・星巡り
繁盛しているレストランの入り口で、順番を待つ イスには
楽しいのでは?

2011-12-30(金) 17:46:28
 [2011木の家具展]レポ^ト

 工藤の 丸太を刳り貫いた 彫刻等の展示台

低いものは、スツールとしても面白い。

2011-12-30(金) 17:50:12
 [2011木の家具展]レポート
 天板は、センの一枚板。片面は槍鉋削り、もう片面は、普通の台鉋削りしています。
表・裏、両面使えます。また、Tの字をした脚部を横に置くと、
座卓の高さにも使えます。
イスは、角Dチェアで、漆仕上げとオイル仕上げ。

2011-12-30(金) 17:53:34
 [2011木の家具展]レポート

 作品の裏面に“す”という焼印が押してあるのは、工藤夫人の澄子さんの作品です。
自分で木工をして、漆工をして仕上げます。
これらの作品コーナーです。

2011-12-30(金) 17:55:15
 [2011木の家具展]レポート

 これも、 “す” 「月に遊ぶ」と題する 壁掛け花器。

2011-12-30(金) 17:56:43
 [2011木の家具展]レポート

 野崎氏の小物展示スペース

2011-12-30(金) 17:57:41
 [2011木の家具展]レポート

 これも、野崎氏の小物展示スペース

2011-12-30(金) 17:59:40
 [2011木の家具展]レポート

 谷氏夫人、KUKUの作品コーナー

2011-12-30(金) 18:01:23
 [2011木の家具展]レポート

 谷氏の小物展示スペース。
箱の中には、恭子氏のジュアリー作品が展示されています。

2011-12-30(金) 18:02:36
 [2011木の家具展]レポート

 川口氏の小物展示スペース

2011-12-30(金) 18:03:49
 [2011木の家具展]レポート

 こちらも、川口氏の小物展示スペース

2011-12-30(金) 18:05:15
 [2011木の家具展]レポート

 井崎氏の小物展示スペース

2011-12-31(土) 17:33:25
2011年も、残り6時間。
大変お世話になりました。
新しい一年が明日からスタートします。
震災を受けた被災地の、一日も早い復興を願っています。
地震、津波の災害は、資本と労力を投下すれば、元通りとはいかないまでも、10年も経てば何とかなるだろうと推測しますが、広島、長崎に続き、福島と、3度原爆を投下された日本の国は、これから、どういう進路を歩むのでしょうか。
しっかりと見つめ、監視していかなければ、と思います。

皆様、良いお年をお迎えください。