2013-01-12(土) 17:51:57
 『龍泉洞みずまつり』

 いよいよ今年は 26回となります。
明日、13日(日) 午後1時より開始いたします。
この写真は、龍泉洞入り口の左側に立っている看板です。

2013-01-12(土) 17:55:06
 『氷柱』

 龍泉洞橋から流れた水が 大きな氷柱を形成しています。
今日は、氷点下10度。
『水払い体験ツアー』は、この氷柱の左側の水深の深みで実施します。

2013-01-12(土) 18:02:10
 『氷殿』
 巫女により、龍泉洞地底湖から汲み上げられる『若水』は、
龍泉洞池において、水払いをし、身を清めた『御水搬送隊』の
若者達によって、岩泉の街まで運ばれます。
この水まつりは、移動するので、一箇所だけにとどまると、全体を見ることが出来ません。車で、搬送隊を追い越して、終点の氷殿まで到着して、見物する必要があります。

2013-01-17(木) 10:41:37
 『チェンソーアーテイスト』
 今年から、氷殿製作のメンバーに加わったのは、チェンソーを使用して
繊細な彫刻作品を作る『チェンソーアーテイスト』として名前が知れた 西間 健さん。
龍泉洞の龍を製作中。

2013-01-17(木) 10:52:25
 『氷殿製作のベテラン』

 佐藤さんは、初回から搬送隊として“水払い”に参加して、更に
氷殿製作にも献身的に携わってきた、ベテランの域に達してきた
佐藤さん。
かつて、TBSの『おはようクジラ』の番組で、龍泉洞から実況中継された
『龍泉洞水払い』に出演した屈強の12人衆のメンバー。
あの時は、マイナス16度の気温だった。朝6時から着替えして待機した。
願は、“結婚祈願” その介あって、そのテレビ中継を見て、寄ってきて、付き合い始めた女性と結婚できた。目出度い男性だ。

2013-01-17(木) 10:59:09
 『初回から氷殿製作の常連メンバー』

 岩泉で塗装店を営む“野澤塗装工業』の、野澤さんと、三上さん。
毎年製作に携わってくれる、頼もしい常連メンバーです。

2013-01-17(木) 11:13:55
 『今年の龍泉洞は、水が少ない』

 龍泉洞地底湖から流れ出る水が
滝になって清水川に落ちる地元で“湧口”(わっくず)と呼んでいるいるに
今年は、まったく水が無い。
昨年の夏は猛暑続きで雨が降らなかったためでしょう。
この次のページで、一昨年の“滝業”をお見せしましょう。

2013-01-17(木) 11:17:29
 『2011年龍泉洞みずまつりの一こま』

 これほどの水量が湧き出ていました。
大晦日から元日にかけて降った豪雪の影響と見られます。
男性数名が、滝に打たれて、静かに念じておりました。
これを見ても、2013年は、いかに水が少ないかがわかります。

2013-01-24(木) 18:00:32
 『ミズキダンゴ作り』
 龍泉洞みずまつりの前日は、ミズキダンゴを飾ります。
橋の下には、神聖な“清水川”が流れています。
橋の欄干に“老人クラブ”のメンバーが、ミズキを取り付けてくれます。このミズキの小枝にダンゴを挿して飾ります。
昨年は40名の小学生が集まりましたが、今年は少ない。

2013-01-24(木) 18:06:54
 『午前10時 マイナス4度』

 ダンゴが茹で上がって、龍泉洞にダンゴを届けたのが、
午前10時。
龍泉洞近くの温度は、マイナス4度を指しています。

2013-01-24(木) 18:11:21
 『清水川大橋』
 龍泉洞みずまつりの最終の『御水渡りの儀』が行われる清水川大橋。
ここには、すでにミズキダンゴが飾られています。
そして、その脇には、『御水納めの儀』が行われる氷殿が、完成間近になっていますが、この地点は街中で、気温が高くなって、
氷の彫刻も、少し解けかかっています。

2013-01-26(土) 18:03:54
 『交流会会場』

 水祭りが終了後に全体交流会が開催される中央公民科。
階段にもミズキダンゴが飾られています。

2013-01-27(日) 13:34:03
 『清水川 坂田伝助物語』
 清水川大橋から下流を眺める。龍泉洞からの清水も加えて岩泉の街裏を流れている。子供の頃は この辺の生活用水だった。数箇所には川に上り下りする木製の階段が在り、鍋、釜を洗ったり、食器を洗ったりする主婦の姿が見られた。
ところで、この写真の右手側に『坂田みず』と呼ばれている湧き水の井戸がある。大正時代の初期に中国・鴨緑江の橋梁建設を手があけた坂田伝助さんが整備したと伝えられる井戸だ。大正期、岩泉の酢酸工場建設のための職人組を連れて乗り込んできたが、折からの“スペイン風邪”の大流行で職人達が次々と死んでしまって工事が出来なくなり止む無く借金をして川端に銭湯を開業したという。この話は盛岡に住む友人の細君から聞いて初めて知りました。坂田翁の孫に当たる人だという。偶然だが昭和40年に私の父が銭湯の営業権を買い受けて、移転建築して、母が『滝の湯』を開業し、番台に座って私の家は“風呂屋”になっていました。

2013-01-27(日) 13:52:11
 『栄え橋』

 清水川大橋の少し上流に掛かる“栄え橋”ここにもミズキダンゴが飾られています。
昔、車がなかった時代は、上町からうれいらどおり(元は大通り)を通り、“双龍の出会い”の三叉路(かどこ)から横丁を通り、大橋を渡って、“巾坂”(はばざか)を登り、三本松から沢回り、そして赤坂峠を越えて下岩泉へ、そのまま小本側沿いに小本港へと、いわゆる“小本街道”の宿場町だった。
木炭車が走るようになり、馬力が弱くて巾坂を登れず、栄え橋が掛けられる。
従って、“龍泉洞みずまつり”は、最初に“龍泉洞橋”“栄え橋”“大橋”と三回清水川の流れる上を通ります。
神聖な清水の流れる川の上を“どたばた”と、無造作に渡っては、無礼だと、それで、橋を渡るときには“お水渡りの儀”あるいは“口上”をするのです。

2013-01-30(水) 09:29:19
 『洞内祈願』
「第14回龍泉洞みず祓い体験ツアー」のメンバーは、16名の
申し込みがありました。
正午には全員が申し込みを済ませ、龍泉洞内の“龍ガ渕”付近で
岩泉大神宮の神職によりお祓いを受け、新たな年を迎え、
最良の年でありますことを祈願します。

2013-01-30(水) 09:36:44
 『記念写真』
 今年の“体験ツアー”に参加するメンバーは、16名です。
インストラクターの“中島さん”を中心に記念写真です。
“家内安全”息子や娘の“合格祈願”水商売の方々は特に“商売繁盛”それぞれに龍泉洞地底湖から湧き出る水でお祓いをする。
新年に一度は参加しなければ気が済まないという方も居られます。

2013-01-30(水) 09:39:40
 『カメラマンの位置取り』
 
さあ、水払いの会場では良い撮影位置を撮りたいと、カメラマンたちが、ひしめいています。
顔ぶれを見ると、毎年見慣れた方々が真剣な表情をして構えています。

2013-01-30(水) 09:44:04
 『祈る・唱える』

 まず、インストラクターの“中島さん”の“唱え文句”を復唱しながら“上七里”“下七里”“上り水神”“下り水神”“四十八滝水神に”“願いあげ奉る”

2013-01-30(水) 09:47:57
 『体験・水祓い』

 えーい! という気合とともに水を被る。
そして、もう一度“上七里”唱え文句を繰り返し、
えーい!と水を被る。
中には10分ほど水に浸かったまま 気持ちよさそうに使っている数名の方もいらっしゃる。