岩泉純木通信Iwaizumi Jyunboku Times

木育のイベントに参加してきました

昨日は日曜日。
年度末で一部機関は多忙な一方で、子どもたちは春休み。
プラレールなどの鉄道ショップイベントで賑わうアイーナで、
木育のイベントが開催されました。

主催は株式会社シオンさん。
ユーオイルという国産自然塗料を作っている県内メーカーです。
「良い塗料をもっと知ってもらいたい
→そのためには木がたくさん使われることが必要
→そのためには消費者にもっと木を知ってもらうことが必要」
ということで、今回のイベントを企画されたとのこと。

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今回のイベント企画は、大学生が企画しました。
この3名はインターンとして数ヶ月間シオンさんで働き、
その一環として今回のイベントの企画から運営までを任されたそう。
職場体験、ところによっては「無料アルバイト」のような扱いに
なりかねないインターン制度ですが、
このように主体的な業務をやってもらうというのは、
任せる側の企業、受ける側の学生、双方にしっかりとした
強い意識が必要です。
すばらしいことです。

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会場の一角には遊ぶスペースも。
イベント中もお子さんがずっといらっしゃって、
カタコトいう音が会場に響いておりました。
そこそこ大きい音がする割に「騒音」ではなく、
微笑ましく思えるのは、木と木がぶつかる自然な音だからかもしれません。

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当日参加もあって、会場は満席。
私も少々木についてのトークをさせていただきました。

トーク2人目は、株式会社小友木材店の営業部係長、平野さん。
小友木材店さんは、“世界で一番「カッコいい」木材店”を目指し、
若手が中心となって林業の新しい可能性を発見し続ける
注目の会社さん。
閉店解体予定だった花巻のマルカンデパートの復活存続の
中核となっていることでも話題を集めていますね。

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ワークショップとして、シオンさんの塗料ユーオイルを
実際に塗ってみる体験も。
「スポンジに染み込ませて塗ったら布でひたすらしっかりと
拭き取るだけなので、初心者でも失敗がないんです」
との言葉に誇張はありません。
塗って、拭いて、終わり。
とてもかんたんです。

弊社のお手入れオイルには、このユーオイルを使っております
(ケースにより、家具塗装に使っているリボスオイルをおすすめすることもあります)。

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おみやげはこれ。
積み木といえば積み木ですが、色と形を組み合わせれば
四角になったり三角になったり砂時計型になったりチェック柄になったり、
いろいろな遊び方ができます。
これも学生の考案。

私たちがこういうものを作ろうとすると、
白っぽい木や茶色っぽい木、赤みのある木など、
そのものの色を活かして無着色塗装で仕上げたくなります。
それはそれでよいものですが、
「木のことをほとんど知らない一般の方々」
にとってはいささかマニアックすぎるよう。
始めの第一歩には、徹底したわかりやすさと、
手にとってみたい、手に入れてみたいという、
魅力的なセンスが必要ですね。

当社もいろいろと頑張ってみたいと思います。

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