岩泉純木通信Iwaizumi Jyunboku Times

岩手県産セン材の一枚板ミニテーブル(120cm)

一枚板の魅力を最大限に引き出したローテーブルが、このミニテーブル。

木が生きてきた長い年月を感じさせる厚い天板を、脚の上に載せて使うスタイル。

美しい木目を楽しむことができるだけではなく、その木がどのような生き方をしてきたのかまで思いを巡らせることができます。

当社の一枚板ミニテーブルは、ただの「見栄えのいいローテーブル」ではありません。

家族やお客と語らう場であり、コミュニケーションの中心であり、いわば絆という森を守る礎なのです。

素材としての「木」の魅力だけではなく、「樹」として生きてきた悠久の時間も楽しんでみませんか?

家具詳細

品名:ミニテーブル
お問い合わせ番号:24013
樹種:セン材(岩手県産)
塗装:植物系オイル仕上
サイズ:W120 D約56 T4.6(cm)
価格:191,400円(T型脚製作料を含む)(税込)(本体価格174,000円)

2人掛けのソファーと合わせやすい120cm

ややコンパクトで使いやすいサイズ

本品は120cmの長さで、やわらかい空間を提供します。

2人掛けのソファーにちょうどいい大きさで、2人掛け+1人掛けの配置にも対応します。

暖かみのある手ざわりと、細かい木目からうまれるやさしい外観で、お部屋の雰囲気を柔らかくしてくれるでしょう。

200年ほど生きたと思われるセン材の一枚板は、通好みの渋さをもちます。

渋い魅力を持った、細かい木目のセン材

このテーブルは、岩手県の自然から生まれたセン材で作られています。

セン材の中でも特に「糠目(ぬかめ)」と呼ばれる貴重な細かい木目で、穏やかで優しい印象です。

「糠目」は非常にゆっくり成長したことにより生まれるもので、この木は200年ほど生きたと思われます。

現在の林業は数十年単位で伐採と育成を繰り返すことがほとんどで、200年も森を放置することはほぼありません。

200年物の一枚板は、今の日本では新たに生まれる可能性が極めて低い、貴重な逸品です。

セン材はやや中途半端な色白さがあるため、当社では軽く色付けをしたカラーオイルで仕上げています。

渋さが魅力の穏やかなセン材

このテーブルは、200年ほど長生きし、毎年少しずつゆっくり育ったセン材で作られています。

セン材は適度な丈夫さを持ちながらも、ケヤキ材やナラ材より柔らかく、軽い木材です。

触り心地がそれらの材木より柔らかく、温かみがあります。

繊細で美しい木目が魅力ですが、必ずしも和風一辺倒ではなく、お部屋になじみやすい性質もあります。

本品はセン材の中でも特に渋さを持つ一品で、単に「大きさが合うから買う」というより、「この木目、この木の生き方に魅力を感じる」という方に買っていただきたいです。

大木の存在感を感じる厚さ4.6cm

このテーブルは、4.6cmの厚みを持つ無垢材で作られています。

当社の定番の厚さであり、大木の存在感を感じられる厚さです。

岩泉純木家具は、ただの木材ではない、生きた木の魂を感じられるテーブルを作ります。

素材となった樹の個々の物語や息吹を味わいながら、自然とのつながりを深めることができます。

岩泉純木家具は、木の魅力を最大限に引き出すことを目指しています。

この厚さは、安心感と満足感の両方をもたらしてくれます。

シンプルでバランスのよい”耳”の形状

両脇の、木の皮がついていた部分を「耳」と言います。

動物の耳ではなく、パンの耳というニュアンスです。

耳の形は、木目とともに、テーブルの個性と雰囲気を決めます。

このテーブルの耳は比較的まっすぐですが丸みを帯びており、柔らかさと個性を与えてくれます。

テーブル全体としては台形であり、ただの四角いテーブルでは魅力が薄いという方におすすめ。

センターテーブルはダイニングテーブルのようにたくさんの食器を載せて使うものではないので、変形型でも使いづらさを感じません。

大河の流れのような美しさ

このテーブルの木目はいわゆる「板目」ですが、特に上部から左部にかけて、複雑に折り重なっています。

これは数百年生きた古木に見られる特徴で、年数を経て幹がシンプルな円状ではなく、ごつごつした形状になっていることによります。

野武士のような幹の外観でありながら、内側はこのような穏やかさ。

人生と重なるようです。

奥行きは両側で違い、個性を演出

この一枚板は、奥行きが左右で違うというユニークな形状です。

片側は66cmとゆったりとしたサイズで、1人掛けのソファーにぴったり合います。

反対側は47cmとコンパクトで、空間を有効に使えます。

ダイニングテーブルでは、形状によって使い勝手が変わってしまうこともありますが、センターテーブルなら問題ありません。

コーヒーやスイーツを置いたり、本を読んだりするのに最適なテーブルです。

このセンターテーブルなら、あなたのリビングルームがもっと快適になることでしょう。

裏面はさらに細かく木目が折り重なる美しさ

このテーブルの裏面には、表面とはやや違う魅力があります。

木目は細かく、シンプルな美しさを放っています。

しかし、これは決して平凡な木目ではありません。

この木目は、木の長い命の証です。

数百年もの間、奥山で風雨に耐え、季節の移ろいを見守ってきた木の姿を思い浮かべてみてください。

その木は、誰にも気づかれずに、静かに生きてきました。

その木は、自然の一部として、素朴な美しさを磨いてきました。

その木は、あなたにも、その深い味わいを伝えたいのです。

このテーブルは、印象的なアートではなく、心にゆっくりと染み入る芸術です。

「もののあはれ」を感じる方にこそ、このテーブルをお届けしたいと思います。

リビングチェア(ソファー)との組み合わせ

テーブル脚について

「フリーテーブル」は脚の置き方を変えて高さを2段階に変えられますが、ミニテーブルは1段階のみです。

ご購入について

オンライン:junbokukagu.com

実店舗:ギャラリー純木家具

家具詳細

品名:ミニテーブル
お問い合わせ番号:24013
樹種:セン材(岩手県産)
塗装:植物系オイル仕上
サイズ:W120 D約56 T4.6(cm)
価格:191,400円(T型脚製作料を含む)(税込)(本体価格174,000円)

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