日常の仕事が戻ってきました
年明けから半月、1月も後半です。
岩泉町は山間の町なのでさぞ雪深いだろうと思われがちですが、
太平洋岸に近いので、あまり降りません。
1月下旬、ちょうど今くらいから3月にかけてはまあまあ降ります。
2月から3月の春雪がピークですね。
今年もその雪の季節になりました。
一晩で20センチあまり、この時期にしてはまあまあ多い方です。
この時期の雪は軽く、箒ではけるほど。
それでも、朝は総出で雪かきです。
被災からの建物復旧の際に、ご援助をいただき、
壁に断熱材が入り、木枠窓がサッシ窓になりました。
作業中はずいぶん暖かくなりましたが、
それでも夜から朝にかけて、氷点下10度を下回るほどの寒さ。
砥ぎ場の水も朝にはすっかり凍ってしまいます。
今月上旬に、待望の機械が何台か、修理を終えて戻ってきました。
これまでは最低限の機械だったので、
一部再開した家具作りも時間がかかっていましたが、
これで6割方、平常に戻りました。
椅子はまだ再開に至りませんが・・・。
年末から再開したのが、テーブル脚の製作です。
これは最低限の機械でこなすことができました。
切れ目を入れ、楔(くさび)を入れてしっかり固定する
「割楔(わりくさび)」技法。
テーブル天板も仕上がってきました。
ただ、これはご注文いただいているぶん。
完成直後に被災してしまったケヤキの天板です。
お店に並べるぶんも、徐々に作り始めています。
北上さくら野店向けのクルミ材のテーブル。
耳と天板の境目の角をなくすべく、丁寧に手作業で仕上げ。
キャビネットなどの箱型家具づくりも始まりました。
これは友人が注文してくれたテレビ台。
2月にお届けできそうです。