岩泉純木通信Iwaizumi Jyunboku Times

龍泉洞みずまつり

岩泉町の象徴でもあり、誇りである龍泉洞。

7日(日)には第30回となる龍泉洞みずまつりが開催されました。

毎年この時期に開催されてきましたが、
昨年は台風10号の影響から過去初めての中止。

今回は2年ぶりとなります。

龍泉洞前には氷の祠(ほこら)が。

町内のチェーンソーアーティストがお作りになったもの。

氷の祠

祠の周りには、奥に龍泉洞の龍。

手前にはお狐様でしょうか。

美しい仕上がりです。

氷の狐?

池のほとりにある木桶。

この時期には各地で寒中行事が開催されますが、
龍泉洞みずまつりのルーツは、「若水汲み」。

元旦に家長が、その年初めての水を井戸から汲み上げ、
神棚にお供えしたものです。

龍泉洞みずまつりはこれをアレンジし、
龍泉洞から街中の商店街まで、
白装束の若者が御水(ぎょすい)を運ぶこととしています。

この木桶は搬送前に龍泉洞の水をかぶり、
心身を清めるためのもの。

出番を待つ木桶

本隊に先立ち、別の方々が龍泉洞前の川で身を清めます。

実は上写真の池の水より冷たいです。

写真はここまで。

本番の画像がありませんが、筆者も御水搬送隊に参加していたためです(笑)。

当社代表の工藤宏太は、30年前の龍泉洞みずまつり発足時から、
実行委員長を務めさせていただいております。