岩手県産のハンノキの丸太を製材しました
3月に仕入れた岩手県産ハンノキ材を製材しました。
ハンノキはあまり家具用材としては用いられませんが、明るい鮮やかなオレンジ色、滑らかで丈夫な材質で、当社のダイニングテーブルとしては人気がありました。
しかし、ここ数年は良質なハンノキ材と巡り会えず、製品化できずにおりました。
数年ぶりに出会えた良質なハンノキ材を、この道60年近いベテラン職人が製材します。
製材機は昭和30年代に作られたもの。
蒸気機関車の時代なので、全体の形や操作ハンドルなどもそれっぽいですね。
動画の一部は、製材職人が製材機を操縦する様子を写しています。
製材された板は、この後野積みされ、2年間の天然乾燥に入ります。
蒸気乾燥を経て、使えるのは来年末から再来年にかけて。
お楽しみにお待ちください。
なお、「オレンジ色」と言っておきながら、切り口は白いです。
切ってしばらくすると、オレンジ色に変わってきます。