岩泉純木通信Iwaizumi Jyunboku Times

フリーテーブル

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freetable_u1 ■ 摺り漆塗り

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freetable_o1 ■ 色オイル塗り

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私たちの家具作りは、このフリーテーブルから始まりました。
40年前、岩手県の山奥の原生林に生きながらえてきた樹齢300年に及ぶ大木は、「大きな木」くらいにしか思われていませんでした。弊社代表の工藤宏太はそれに異を唱えます。
「それらの巨木は人の何倍もの永い年月、風雪に耐え、日照りに耐え、生きながらえてきた。その姿を残し、300年使い続けることのできる家具として、その生命をつないでやりたい」
こうして生まれたのがフリーテーブルです。
生命の営みが織り込まれたその板には裏も表もない。片側に足をつけてしまってはもったいない。特製脚に天板を載せ、木の体の重さで支え安定させています。
後から持て余されないように、脚の置き方でダイニングテーブルにも座卓にもなります。触り心地もプラスチックのようにしたくないと、今でも塗装は摺り漆塗りまたはオイル塗り。
キズやシミが少しずつ増えていき、時々お手入れをしていただくことで、数年~十数年後には使い込まれなければ生まれないどっしりとした風合いが出てきます。
※ 本品は一品物ですので、天板1枚1枚で大きさや価格が異なります。
フリーテーブル
栓(セン)材、栗(クリ)材、胡桃(クルミ)材、楡(ニレ)材、欅(ケヤキ)材など
摺り漆塗り / 色オイル塗り
w120~200 (cm)
200,000円~