岩手県産ケヤキ材の一枚板ミニテーブル(110cm)
一枚板の魅力を最大限に引き出したローテーブルが、このミニテーブル。
木が生きてきた長い年月を感じさせる厚い天板を、脚の上に載せて使うスタイル。
美しい木目を楽しむことができるだけではなく、その木がどのような生き方をしてきたのかまで思いを巡らせることができます。
当社の一枚板ミニテーブルは、ただの「見栄えのいいローテーブル」ではありません。
家族やお客と語らう場であり、コミュニケーションの中心であり、いわば絆という森を守る礎なのです。
素材としての「木」の魅力だけではなく、「樹」として生きてきた悠久の時間も楽しんでみませんか?
家具詳細
品名:ミニテーブル
お問い合わせ番号:24019
樹種:ケヤキ材(岩手県産)
塗装:摺り漆仕上
サイズ:W110 D約66 T5.3(cm)
価格:345,400円(T型脚製作料を含む)(税込)(本体価格314,000円)
センターテーブルにも座卓にも使いやすい110×66cm
奥行きが深めのどっしりしたサイズ
このテーブルは長さ110cmとコンパクトながら、奥行きは約66cmと深く、大木を思わせるどっしりとした印象があります。
2人掛けのソファーと組み合わせますと、バランスの良いレイアウトになりますが、奥行きが深いことから、1人掛けのソファーも加えると、よりゆったりとくつろげる空間になります。レイアウトのイメージは、このページの下部にあります。
床の間のある和室に置きますと、小ぶりな座卓としてしっかりとした存在感をもたらしてくれます。
やや贅沢な使い方になりますが、生け花を飾るための台にも活躍します。特に床の間のない空間で生け花スペースを作るとしたら、これくらいの風格ある一枚板を台にしますと、存在感が際立ちます。
岩手県産クルミ材のやさしさ
このテーブルは、岩手県で育ったケヤキの木から作られています。
ケヤキは古来から日本を代表する木材として敬愛されており、寺社仏閣の建築にも用いられてきました。
特徴は堅く丈夫であることと、美しい木目です。特に摺り漆塗りとは相性がよく、同じように塗りましても、他の樹種では決して出ない、息を飲むような艶が出ます。
その美しさは写真に表すのが極めて難しく、実物の半分くらいしか映し出すことができません。
耳はわずかで、直線に切り落とした形状
両脇の、木の皮がついていた部分を「耳」と言います。
動物の耳ではなく、パンの耳というニュアンスです。
耳の形は、木目とともに、テーブルの個性と雰囲気を決める大きな要素。
本品は耳が大きく傷んでいたため、直線的に切り落としました。
それでも完全な長方形にせずわずかに耳を残したことと、他にはない魅力として写真右下の入り皮の部分が存在することで、かえって普通の耳付き板以上にバランスよい印象となりました。
大木の存在感を感じる厚さ5.3cm
このテーブルは、5.3cmという厚みのある一枚板でできており、山で育った木の力強さや長い時の流れを感じさせます。
当社の人気の厚さで、まるで生きているかのような風格のあるテーブルです。
塗装は天然の生漆を100%用いた摺り漆仕上げで、漆にしか出せない艶と美しさが魅力。
表面を保護するために、漆の上からウレタン塗装を施す業者もありますが、本品は漆のみです。
漆独特のつるつるした手ざわりですが、ウレタン塗装とは違って、人工的なプラスチック感がありません。
漆は年月を経ると、透明感が出て飴色に変化し、木目がより美しく見えるようになります。また、更に艶も増してきます。
購入時とはまた違う美しさや魅力の変化を楽しめるのは、天然塗料ならではの魅力です。
オンラインで直接、または盛岡店で現品を見て
このテーブルは、盛岡店で実際に見て、購入できます。また、岩泉純木家具の公式オンラインショップからもご注文いただけます。
お好みの脚を、デザインの違う2種類から選んでいただけます。脚のデザインによって、テーブルの雰囲気が変わりますので、お部屋のインテリアと合わせてお選びください。脚の詳細は、このページの下にあります。
T型ミニ脚を合わせますと安定感が増し、どちらかというと和風のイメージが強くなります。
月型ミニ脚を組み合わせますと、シンプルさが増して洋風のイメージにも寄せることができます。画像のように、脚部の色を天板と異なるものにしますと、天板のニュアンスを高めることができます。
高さは、お客様のご要望に合わせてオーダーできます。座卓なら30~35cm、センターテーブルなら45cmくらいがおすすめです。
脚の種類の選択や、高さの変更には、追加料金はかかりません。
枝分かれ部分の形状が本品ならではの魅力
上写真では、まるで渓谷のように割れ目が広がって見えます。
しかしこれは板が割れて隙間ができたものではなく、幹と枝との境目です。
幹から枝が分かれ、それぞれが太くなるにつれて、お互いの皮を巻き込みながら太くなり、最終的には一体化した部分なのです。
もともとはこの隙間に皮が詰まっていましたが、木の皮は年数がたつとどうしても乾いて粉状に崩れていくので、すべて取り除いてあります。
ここは樹脂で埋めることもできますが、隙間が大きいですし、埋めると迫力も無くなってしまいますから、そのまま残しました。
下写真は割れ目の隙間ですが、こちらも敢えてそのまま残し、埋めずにアクセントとしました。
ケヤキならではの個性ある木目
木材は、クルミ材やトチ材のように木目が目立たないものと、セン材やケヤキ材のように木目が明瞭なものに分かれます。
ケヤキ材は後者で、木目がくっきりと表れているものです。
素直に育った材木ですと端正な木目になり、すっきりとした見た目になりますが、この材木は時間をかけて太くなり、さらに多様に枝が分かれたもので、多方向から重量を支えていました。
そのため、木目がとても複雑になり、特に左側は木目というよりアートのような美しさになっています。
木目が目立つ樹種の場合、耳の形状によってさらに個性が増すものではありますが、ここまで木目が独特ですと、耳の形状がくどく感じることもあります。
本品は耳の状態が悪かったため大部分を切り落としたため、フォルムはスッキリとし、一方で木目は個性が強く、ちょうどいい具合にバランスが取れています。
奥行きがあり、シンプルな長方形
このテーブルは、上から見るとシンプルな長方形の形をしています。
上にも書きましたように、耳の大半をまっすぐカットしてあるため、全体的に同じ奥行きです。
耳が一部残っているのと、左側の上部を斜めにカットしてあるので、端の方は62cm、中央は69cmです。
奥行き69cmというと、センターテーブルとしてはかなり広く、座卓としても使える広さで、現代の一枚板としてはかなり広いものです。
単体のソファーに合わせるのもよいですが、2人掛け+1人掛けなど、複数のソファーと組み合わせると、この広さを有効に活用できます。
裏面も同様にシンプル、しかし個性的
このテーブルは、天板を脚の上に乗せるだけで使えるタイプです。無垢材は重いので、金具やボルトで固定しなくてもしっかりと支えられます。そのおかげで、天板は表と裏の両方が使えるリバーシブル仕様になっています。
このテーブルの裏面は、表面とほとんど同じイメージです。
どちらを表にして使っていただいても、同じ印象でお使いいただけます。
深い隙間(入り皮)の部分をどちらに配置するのがインテリアに合うか、という観点から決めていただくのも良いでしょう。
リビングチェア(ソファー)との組み合わせ
テーブル脚について
「フリーテーブル」は脚の置き方を変えて高さを2段階に変えられますが、ミニテーブルは1段階のみです。
ご購入について
オンライン:junbokukagu.com
実店舗:ギャラリー純木家具
家具詳細
品名:ミニテーブル
お問い合わせ番号:24019
樹種:ケヤキ材(岩手県産)
塗装:摺り漆仕上
サイズ:W110 D約66 T5.3(cm)
価格:345,400円(T型脚製作料を含む)(税込)(本体価格314,000円)